スペブロ -Spectrum Blog-

2025.01.15

Copilot活用術 プロンプトの基本の「ホ」編

皆さんこんにちは!

湿度が低いこの季節、乾燥対策してますか??

20代前半は何もしなくてもうるつやのしっとり肌だった私も、流石にお風呂上りの化粧水と乳液が必須になってきました。

加湿器を使っている方も多いかと思いますが、冬は洗濯物を部屋干しすると乾燥対策に良いそうです!私も懐疑的だったのですが、タオルを2枚ほど寝室で干してみたところ朝の喉の具合がかなり良くなりました!

皆さんもぜひお試しください!

 

 

さて、今回はCopilot活用術のプロンプト(対話型)編です。

前回は構造型といって、ある程度決まった形の指示をすることで生成AIが答えを出しやすいように状態にするといったプロンプトの方法をまとめましたが今回はAIと会話をして答えを壁打ちしていく方法です。

 

 

対話型プロンプトのメリット・デメリット

 

 

生成AIと会話しながら欲しい回答を出してもらう、対話型。

もちろん、メリット・デメリットが存在します。

 

メリットとしては、結果の微調整ができることや欲しい回答のパターンを複数だしてもらいその中からニュアンスの近いものをさらに出してもらうことができるなど細かな修正ができる部分や、自然な言葉で質問ができるため構造型よりも難易度が低いといった点があります。

 

デメリットがあるとすれば、構造型よりも複数回に分けて指示を出すためチャットが長くなってしまい、生成AIはそれまでの会話を学習しながら答えを出していく性質があるためハルシネーションという現実には存在しない情報や不正確なデータを生成してしまう可能性があるといった点です。

 

 

出力精度向上のコツ

 

1.細かく新規のチャットを作成する

前述のとおり、同じチャットで複数の話題を話すと、過去のチャット内容を引き継いで回答してしまう場合があります。また、長文のやり取りをしていると逆にAIがいつのチャットの内容か判断できず会話がかみ合わなくなってしまうことがあります。

 

2.繰り返し質問や指示をしてみる

1回の質問や指示で欲しい回答を出してもらうのは生成AIに慣れたユーザーでもなかなか難しいものです。そんな時は対話型プロンプトで微調整をするか聞き方を変えてみることも重要です。

 

3.再生成をしてみる

AIは同じ入力をしても、それぞれバラバラの出力がでるように設定されているため、軽微なものは再生成することで解決する可能性があります。

 

上記3点を試してみてうまくいかない場合、プロンプトの書き方に少し問題があるかもしれません。前回ブログにまとめた「構造型」と今回の「対話型」の記事を参考にいろいろな方法を試してみてください!

 

 

おすすめはハイブリッド型!

 

生成AIを上手に使うためには、前回まとめた「構造型」と今回の記事で紹介している「対話型」の両方をうまく組み合わせる必要があります。

 

抽象的な概念を生成AIと一緒にまとめていきたい場合書き出しは、

「○○の売り上げ向上手法について考えたい。すぐに結論は出さず一緒に考えて

などと記載することで、結論からでなく問題提起の部分からアイディアを生成してくれます。

 

そして、より具体的な結果を得たい場合には「対話型」で作成した書き出しに「構造型」の具体的な補足情報を肉付けしていきます。

先ほどの対話型プロンプトに構造型の要素を足していくと以下のようになります。

 

あなたは自動車業界の優秀なマーケターです。30代~40代のファミリー向けの車の売り上げを向上させるためのマーケティング手法を、すぐに結論は出さずに一緒に考えてください。」

 

このように、AI役割を与えたうえで必要な情報をプラスすることで回答の精度が大きく向上し、欲しい情報を正確に生成することができます!

 

 

 

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