スペブロ -Spectrum Blog-
2025年07月
2025.07.15
Copilotのデザイナーエージェント【Visual Creator】が凄すぎる!
皆さんこんにちは!
暑い日が続き、とうとう蚊の季節がやってきましたね。
私は非常に蚊に好かれやすい体質で、毎年何か所も刺されて虫刺され用の薬が必須です。
昔から様々な人を困らせてきた蚊ですが、毎年夏に大量発生するこの虫を滅ぼすために日本にやってきた生物がいます。
それは「カダヤシ」という生き物です。
「蚊」を「絶やす」と書いてカダヤシ。もともとはアメリカに住んでいる、メダカに非常によく似た見た目の小さな魚で本国では「モスキートフィッシュ」と言われております。いかにも蚊の天敵といった名前ですね。
このカダヤシ、蚊の幼虫である「ボウフラ」を好んで食べることから蚊の数を減少させることを期待して輸入されたのですが、日本には同じくボウフラを食べる在来のメダカが居るので実際にはあまり蚊の減少に効果はなかったそうです。
それどころか、カダヤシは非常に繁殖力が高いうえ病気や気温の変化にも強く、攻撃性も高いので在来の生物、特にニホンメダカの生息域を奪ってしまっており現在では特定外来生物といって生きた状態の飼育・運搬・輸入・販売などが禁止されている生き物になっております。
カダヤシに罪はなく、輸入され始めた当時生き物に関する法律が確立されていなかったことでこのような事態になってしまっていますが、今では日本の原生生物保護の観点で生きたままの運搬などは厳しく禁じられています。
万が一メダカと勘違いしてカダヤシを飼育・販売・譲渡をしてしまった場合、かなり重い罪が課せられてしまう場合があるので川で生き物採集をする際には注意しましょう!
今回は、Copilotエージェントの【Visual Creator】について解説していきたいと思います!

※AI生成の画像です。
Copilotエージェントのおさらい
Copilotエージェントは特定の業務に特化したAIを自分で作成できる機能で、以前こちらのブログでも紹介をさせていただいておりました。
英語を翻訳する専門のAIであったり、議事録を作成することに特化させたAIであったり日常行うことの多い業務を代わりに行ってくれる業務効率化の強い味方です。
では、【Visual Creator】はどんなことができるエージェントなのか早速お話ししたいと思います!
これであなたもクリエイティブディレクター!
【 Visual Creator 】の特徴!
今回ご紹介する、【Visual Creator】はデザインに特化したエージェントです。
既に提供開始から1年が経過しており、日々機能がブラッシュアップされています。
特徴としては、キーワードやプロンプトを入力することでプレゼンテーション資料や、WEB広告、SNSの投稿用画像として使用できる画像を生成してくれるといった点です。
もちろん従来のCopilotと同様、生成された画像が思っていたものと違う場合には微調整を行うことも可能!
まるでクリエイティブディレクターになったかのように、アイデアを自由に形にすることができます。
次の項目では具体的な使用方法について、お話ししていきます!
【 Visual Creator 】の使い方まとめ!
・まず初めに、【 Visual Creator 】を開きます。

・次に生成したい画像に関するキーワードやプロンプトを入れていきます。
今回はこちらのブログで使用するKVの作成を依頼してみます。

・少しイメージと違ったので、修正してほしい箇所やイメージを伝えます。

・欲しい画像が出来上がりました!
色合いなど修正してほしい箇所があれば、「今の画像をベースに○○を変更して」と依頼してみると雰囲気を変えず
に修正してくれます!
無料版だと1日15回の高速生成をすることが可能ですが、有償版Copilotアカウントを利用すると1日当たり100回の画像生成を行うことができます!
WEBページや広告物、SNS投稿用のオリジナル画像を作成するためにデザイナーへ依頼すると、どうしてもコストと時間がかかってしまうものです。
まずは手軽なところから始めたいといった方や、デザイナーに渡す前のイメージ画像を作成したいなど、様々なタイミングで使える便利なエージェントなので、皆さんもぜひ試してみてください!


2025.07.01
Copilotエージェントの新機能 【アナリスト】と【リサーチツール】で何ができる?
皆さんこんにちは!
もうすっかり夏ですね。過ごしやすい気温の日がなかなか無く、春はどこへ行ったのやら・・・
既に海に入れるような気温になっていますが、今の時期海には危険もたくさんあります。
「カツオノエボシ」といった言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、「電気クラゲ」の別名で知られるこの「カツオノエボシ」が6-7月あたりに砂浜に大量に漂着する時期です。
電気クラゲと呼ばれていますが、カツオノエボシは本当はクラゲの仲間ではなく「ヒドロムシ」という生物が集まってできた群体と呼ばれるものです。
一見すると、きれいな水色のプラスチックの容器にも見えるので小さなお子様が誤って触ってしまったり、気づかずに裸足で踏んでしまう方が毎年多くいらっしゃいます。
誤って触ってしまった場合や、気づかずに水中で「カツオノエボシ」に触れてしまった場合、クラゲに刺された際の対処でよく聞くお酢をかけるといった行為や真水で洗うといった行為は逆効果で刺さった刺胞がより活性化し症状が悪化する危険があるので海水で洗い流し患部を冷やすようにしてください。
その後は、速やかに病院に行くことをおすすめいたします!
今回は、Copilotエージェントの新機能である【アナリスト】と【リサーチツール 】について解説していきたいと思います!

Copilotエージェントのおさらい
Copilotエージェントは特定の業務に特化したAIを自分で作成できる機能で、以前こちらのブログでも紹介をさせていただいておりました。
英語を翻訳する専門のAIであったり、議事録を作成することに特化させたAIであったり日常行うことの多い業務を代わりに行ってくれる業務効率化の強い味方です。
では、今回リリースされた【アナリスト】と【リサーチツール 】はどのようなことができるか、早速お伝えできればと思います。

新エージェント【アナリスト】の特徴!
新しく追加されたアナリストの特徴は、熟練したデータサイエンティストのような思考能力を持ちあらゆる業務において高度なデータ分析が可能です!
一つの事象について、推論を反復的に処理し熟練のデータアナリストのような質の高い回答を生成することができます!
また、社内に散らばる複数のスプレッドシートのデータから新製品の需要予測、顧客の購入パターンの視覚化、収益予測などのインサイトを得るといったことも可能です。
新エージェント【リサーチツール 】の特徴!
続いて、リサーチャーの特徴についてです。
これまでも、Copilotを使って市場調査を行うことはできましたが今回追加されたリサーチャーではこれまで以上に正確かつ質の高い分析情報を生成することが可能になります。
このエージェントは、OpenAI の Deep Research モデルと、Microsoft 365 Copilot の高度な検索機能を組み合わせて作られています。
リサーチャーを使用することで社内に存在する膨大な業務用のデータやWEB上の様々な
情報に基づいて新製品の参入機会を特定したり、業務内容を詳細に記したクライアントレビュー用の四半期レポートを作成することができるようになります。
また、コネクタを介してサードパーティのデータにアクセスすればより包括的な分析を行えるようになります。
コネクタを使用して統合できる外部ソースとしてSalesforce、ServiceNow、Confuluenceが公式から発表されています。
便利な使い方まとめ!
【アナリストの便利な使い方】
・社内のデータ分析
例えば各店舗の売り上げ集計や、各営業担当のエリア別実績まとめなどの複数のExcelファイルで管理しているものを一つにまとめて集計をすることができます!
一度作成してしまえば、昨年との比較や、次年度の予測なども生成することができるので今まで作成に膨大な時間がかかっていた資料が一瞬で終了します!
社内にあるデータ全体から情報を取得できるのはMicrosoftならではの機能で、他の生成AIでは難しい作業ですね!

【リサーチツール の便利な使い方】
・市場や競合の調査
新商品の開発や、新規事業・エリアへの進出の際に膨大なデータの中から情報をまとめるのはとても大変な作業ですよね。
そんな時にはリサーチャーに依頼をしましょう!
Microsoft系のアプリケーションと連動することで、社内外のデータから最適な情報をピックアップしアウトプットしてくれます!

今回追加された【アナリスト】と【リサーチツール 】は有償版Copilotが使用できるアカウントであれば誰でも使うことができる機能です!
今回紹介した使い方以外にも便利な活用法は沢山ありますので、皆さんもぜひ試してみてください!
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