スペブロ -Spectrum Blog-
ぽちすま
2025.07.01
Copilotエージェントの新機能 【アナリスト】と【リサーチツール】で何ができる?
皆さんこんにちは!
もうすっかり夏ですね。過ごしやすい気温の日がなかなか無く、春はどこへ行ったのやら・・・
既に海に入れるような気温になっていますが、今の時期海には危険もたくさんあります。
「カツオノエボシ」といった言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、「電気クラゲ」の別名で知られるこの「カツオノエボシ」が6-7月あたりに砂浜に大量に漂着する時期です。
電気クラゲと呼ばれていますが、カツオノエボシは本当はクラゲの仲間ではなく「ヒドロムシ」という生物が集まってできた群体と呼ばれるものです。
一見すると、きれいな水色のプラスチックの容器にも見えるので小さなお子様が誤って触ってしまったり、気づかずに裸足で踏んでしまう方が毎年多くいらっしゃいます。
誤って触ってしまった場合や、気づかずに水中で「カツオノエボシ」に触れてしまった場合、クラゲに刺された際の対処でよく聞くお酢をかけるといった行為や真水で洗うといった行為は逆効果で刺さった刺胞がより活性化し症状が悪化する危険があるので海水で洗い流し患部を冷やすようにしてください。
その後は、速やかに病院に行くことをおすすめいたします!
今回は、Copilotエージェントの新機能である【アナリスト】と【リサーチツール 】について解説していきたいと思います!

Copilotエージェントのおさらい
Copilotエージェントは特定の業務に特化したAIを自分で作成できる機能で、以前こちらのブログでも紹介をさせていただいておりました。
英語を翻訳する専門のAIであったり、議事録を作成することに特化させたAIであったり日常行うことの多い業務を代わりに行ってくれる業務効率化の強い味方です。
では、今回リリースされた【アナリスト】と【リサーチツール 】はどのようなことができるか、早速お伝えできればと思います。

新エージェント【アナリスト】の特徴!
新しく追加されたアナリストの特徴は、熟練したデータサイエンティストのような思考能力を持ちあらゆる業務において高度なデータ分析が可能です!
一つの事象について、推論を反復的に処理し熟練のデータアナリストのような質の高い回答を生成することができます!
また、社内に散らばる複数のスプレッドシートのデータから新製品の需要予測、顧客の購入パターンの視覚化、収益予測などのインサイトを得るといったことも可能です。
新エージェント【リサーチツール 】の特徴!
続いて、リサーチャーの特徴についてです。
これまでも、Copilotを使って市場調査を行うことはできましたが今回追加されたリサーチャーではこれまで以上に正確かつ質の高い分析情報を生成することが可能になります。
このエージェントは、OpenAI の Deep Research モデルと、Microsoft 365 Copilot の高度な検索機能を組み合わせて作られています。
リサーチャーを使用することで社内に存在する膨大な業務用のデータやWEB上の様々な
情報に基づいて新製品の参入機会を特定したり、業務内容を詳細に記したクライアントレビュー用の四半期レポートを作成することができるようになります。
また、コネクタを介してサードパーティのデータにアクセスすればより包括的な分析を行えるようになります。
コネクタを使用して統合できる外部ソースとしてSalesforce、ServiceNow、Confuluenceが公式から発表されています。
便利な使い方まとめ!
【アナリストの便利な使い方】
・社内のデータ分析
例えば各店舗の売り上げ集計や、各営業担当のエリア別実績まとめなどの複数のExcelファイルで管理しているものを一つにまとめて集計をすることができます!
一度作成してしまえば、昨年との比較や、次年度の予測なども生成することができるので今まで作成に膨大な時間がかかっていた資料が一瞬で終了します!
社内にあるデータ全体から情報を取得できるのはMicrosoftならではの機能で、他の生成AIでは難しい作業ですね!

【リサーチツール の便利な使い方】
・市場や競合の調査
新商品の開発や、新規事業・エリアへの進出の際に膨大なデータの中から情報をまとめるのはとても大変な作業ですよね。
そんな時にはリサーチャーに依頼をしましょう!
Microsoft系のアプリケーションと連動することで、社内外のデータから最適な情報をピックアップしアウトプットしてくれます!

今回追加された【アナリスト】と【リサーチツール 】は有償版Copilotが使用できるアカウントであれば誰でも使うことができる機能です!
今回紹介した使い方以外にも便利な活用法は沢山ありますので、皆さんもぜひ試してみてください!
2025.02.14
Adobe CC Proと従来プランの違いとは!?
皆さんこんにちは!
風邪の流行が少し収まったと思ったら、もう花粉が飛んでいるようですね。
昨年末から私の鼻からは絶えることなく鼻水が流れ続けております。
家族もアレルギー体質な私は花粉を自宅に持ち帰らないために以下のようなことをしています。
①外から帰ってきた際に、玄関の外で上着をバサバサする。
②花粉対策用のスプレーを散布
③玄関に脱いだ上着を裏返しでかけておく
上記を行うことで、家に帰った際に比較的早く鼻水や目のかゆみが治まります!
他にも花粉が特に多い日は、花粉対策用の化粧水を顔に塗ってからお出かけします。
皆さんもぜひお試しください!
さて、今回の記事は新しく発表されたAdobe CC Proが従来のプランに比べどんなところが進化しているのか?についてお話ししたいと思います!
そもそもAdobe CCとは?
内容に関してご存じの方は「Adobe CC Proに含まれる内容」の項目までスキップお願いします!
Adobe CCとはAdobe Creative Cloudの略称です。
Adobe社が扱う複数の製品の中でも、画像や動画編集を行うためのアプリを使用できるサブスクリプションサービスの事を指します。内容としてはPhotoshop、Premiere Pro、Illustrator、Adobe Express、Acrobat Proなどが含まれています。
以下で各アプリケーションについて簡単に説明いたします!

・Photoshop
主に画像の編集・合成・修正をするためのアプリケーションです。
写真家の方が撮影した写真をより美しくするためのレタッチ作業を行うために使用しています。

・Illustrator
主にデザインの作成をするためのアプリケーションです。
雑誌やチラシ、ポスターなどの紙媒体で使用されていることが多いです。

・Premiere Pro
主に動画の編集を行うためのアプリケーションです。
テレビや動画投稿サイトにアップロードされている画像などもこちらのアプリケーションを使用して編集されていることが多いです。

・Acrobat Pro
PDFの閲覧・修正などが行えるアプリケーションです。
では、Adobe CC Proは従来のプランに加えてどのような追加要素があるか詳細をご説明します!
①Adobe Stockが使い放題に!
クリエイティブ作成における強い味方、Adobe Stockが標準アセットに限り無制限で利用し放題になります!
従来のプランですと、ダウンロード数が限られているだけでなく、WEB・紙問わず広告物を作成する際にはAdobe Stockから商用利用不可の透かしの入った画像を仮置きしてデザインが決定した際にもう一度Adobe Stockから商用利用可能な画像をダウンロードする必要がありました。

引用元:https://stock.adobe.com/jp/
しかしProエディションに加入することで初めから商用利用可の画像を配置できるので、大幅に手間を省くことができます!
②著作権侵害のリスクを回避!
無料や無許可の画像を使用して広告物などを作成してしまった経験のあるクリエイターは全体で89%になるそうです。
近年では公立校で配布されている「保険だより」で著作権侵害が判明し25万円の損害賠償金を支払ったとのケースもございました。
Adobe Stockには加入しているがダウンロードできる枚数に制限があるためどうしても1枚画像を挿入したいができない・・・仕方ないのでインターネット上に転がっている画像を使おう!とはなかなかなりませんが、実際従来のプランを使っていてダウンロード枚数の制限に達してしまったという経験がある方はかなりいらっしゃると思います。
そういった場合でもProプランなら著作権侵害のリスクが少ないAdobe Stockの画像を使い放題なので安心ですね!
③Adobe Fireflyの生成クレジットが追加!
皆さんはAdobe Fireflyは使用されているでしょうか?
AIを使って画像の生成や、既存の画像の編集ができる機能です。
言葉ではなかなか説明しにくい部分もあるのでAdobe社のHPより抜粋した画像でご説明します!
基の画像に、選択範囲を指定して

引用元:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/generative-fill.html
指定した範囲に「顔を出す猫」を生成してほしいと入力します。
なんということでしょう!カラフルなセーターの間からなんともかわいい猫ちゃんが飛び出してきました!

引用元:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/generative-fill.html
少し物足りないので片耳を出してほしいとお願いしてみます。

引用元:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/generative-fill.html
これで完璧ですね!
このように、非常に便利で高性能な画像生成機能なのですが指定する範囲や内容によって「生成クレジット」というFirefly専用のコインのようなものを消費します。
Proプランではクレジット数が増加し従来よりも多くの画像生成を行うことができます!
生成された画像はもちろん商用利用が可能です!
④IP(知的財産)保証
Adobe Stockおよび各アプリケーションやサービスから生成された画像には第三者から権利侵害の主張があった際のIP保証がついています。
1点につき最大10,000ドルの保証がついているので、もしもの時にも安心ですね!
このように、アップグレードすると良いことがたくさんのメリットがあるAdobe CC Pro。
もっと詳しく知りたい方は弊社担当者までお問い合わせください!