スペブロ -Spectrum Blog-

Surface

2024.12.02

SurfaceとAIの組み合わせで業務効率化を目指す!

皆さんこんにちは! 

いよいよ冬本番ですね! 
自宅で作業をすることが多い私は、デスク下に敷ける一人用のホットカーペットを購入しました。足元が温かいだけで体がポカポカしますよね! 
電気・ガス代の高騰もあるので、最小限のパワーで全身を温められる方法を模索中です! 
 
 
さて、本日はSurfaceとAIを使用した業務効率化についてです! 
 
皆さんは普段の業務でAIを活用できていますか?? 
使っていない!と言う方も、実はいつのまにかAI技術を利用していたりします。 
 
例えば、WEB会議の際に背景をぼかしたり画像で隠したりしていませんか?? 
その際には人物を認識し、背景を消すといった作業や周りの雑音を消して音声を聞きやすくするといった加工をAIが処理しています! 
  
  
こういった処理はPCに搭載されたAIと、クラウド上のAIどちらもが使用されています。 
このようにクラウドとハードウェアといった2つのAIを組み合わせて活用することが今後重要となります! 
 
それでは、クラウドのAIとデバイスに搭載されているAIではどういったメリット・デメリットがあるのか。組み合わせることでどんなことができるのかを解説していこうと思います! 
  
  
クラウドのAI 
 
まずクラウドのメリットとしては、大規模なデータを扱う事に長けているということです。 
例えば、調べたいことがらに対して深堀し、分析をするといった幅広い情報の収集に対して効果的です。かつ、調べた内容を共有しあらゆるデバイスからアクセスすることができるといった点も大きな利点です。 
一方デメリットとして、処理の速度が回線速度に直結すること。情報が外部に露出する危険性があるといった点がデメリットとなります。 
 
デバイス上のAI 
 
こちらもメリットから。クラウドに比べて専門的で小規模な情報の処理に対して効果的で、WEB上に情報をアップする必要がないのでセキュリティの面でも安心です。最適なスペックのPCであれば処理速度も速く、コストや効率の面で非常に大きなメリットがあります。 
ただ、デメリットとしてあまり幅広い処理ができないことや関連する情報の深堀・分析はできないといった部分があります。 
 
ハイブリッド 
 
こちらに関しては上記で紹介した2つのAIの良い所取りができます。 
専門的な処理はデバイスのAIにまかせつつ、幅が広く膨大なデータを扱う処理はクラウドのAIで対応。合わせて使用することで処理スピードはもちろん、電力消費やPCの負荷軽減など様々な面でメリットが期待できます。 
 
 
このように、組み合わせることで効果を発揮する2つのAIですが特にデバイスのAI機能に関しては一定の条件の元でないと十分に効果を発揮できない場合もあります。 
 
 
CPU・GPUについて 
 
上記の2つの言葉に関して聞いたことがあるという方も多いかと思います。 
CPUはパソコンやハードディスクなどの電子機器に関して、データの処理やプログラムの実行、システムの管理などの役割を担う部品です。 
GPUは画像や映像の処理を専門に行うプロセッサーで、グラフィックボード(グラボ)に搭載された半導体チップです。 
では皆さん。近年PCに搭載されはじめて、大きな進化を遂げているNPUに関してはご存知でしょうか?? 
 
NPUとは 
 
  
 
NPUとは、人工知能(AI)の推論処理に特化したプロセッサコアで、「AIプロセッサー」とも呼ばれます。 
  
NPUは、AIの演算処理を高速化するために設計されており、以下のような特徴があります。 
・AI処理が必要な作業についてはNPUに分散させることにより、CPUの負荷を下げメモリや電力などのリソースを有効に活用できる 
・低レイテンシーと保留データ処理が可能なため、エッジコンピューティング環境での使用に適している 
・機械学習やディープラーニングに最適化されている 
・画像認識や自然言語処理などAIアプリケーションの機能を向上させる 
NPUは、人間の脳の神経細胞が信号を考える仕組みを模したニューラルネットワークモデルを用いて整数型の計算を効率的に実行し、結果や結論を考え出します。 
つまり、限定的ではありますがインターネットに接続せずともAIによる画像や情報の処理を行うことができる部品のことです。 
CPUやGPUでも同様な処理ができないわけではないのですが処理速度や、電力消費の面で非常に負荷がかかります。 
 
AI PCとCopilot+PCについて
皆さんはAI PC・Copilot+PCといった言葉についてご存知でしょうか?
具体的な定義は以下のようになります。
AI PC:NPU搭載PC
Copilot+PC:AI PCのうち、40TOPS以上の処理性能を持つNPU搭載PC
 
NPU搭載のPCのうち、※40TOPS以上のNPUを搭載したもののみがCopilot+PCと呼ばれます。
※40TOPS・・・TOPS(Tera Operations Per Second)とは、AIに必要な計算能力の性能を示すもので、これが大きいほど高速にAIを動作させることができ、40TOPSは1秒間に40兆回の計算ができるという意味です。
 
NPU搭載のSurfaceでできること 
  
Teamsでの通話や画像の処理がスムーズになりコミュニケーションが円滑に! 
表情の読み取りや、音声の処理能力が高いためまるで対面しているかのようにコミュニケーションが円滑になります! 
上記の処理にはNPUを使用しているので、PCに負荷をかけることはありません! 
  
Surface Pro10・Surface Laptop6・Surface Pro(第11世代)・Surface Laptop(第7世代)ではCopilotキー標準搭載でいつでもあなたのビジネスをサポートしてくれます!バッテリーも1度の充電で1日中安心して利用いただけます。 
※Proシリーズはキーボード別売りとなります。
 
 
  
  
  
 
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